ここでは、思いを込めた「ちよみ自然農園」お米作りをご紹介します。
お米づくりがはじまります。
籾(もみ)を温かいお湯に浸けてあげると雑菌がなくなります。適切な温度管理をしながら数日間水に浸すと、命が芽吹きます。
ぷくっと芽吹いた籾を苗床に。すくすく育つように水もたっぷりあげています。しっかり根を張るんだよ~♪
5月初旬。すくすく育った苗。いよいよ田植えがはじまります。「大きくなぁれ、一粒万倍。」という願いを込めて、ひと苗 ひと苗植えていきます。多品種の稲を植えるので手植えも多いのです。
農薬を使わないで育てる田んぼ。いちばん大変なのが、草ひきです。コツコツもくもく。目をかけ、手をかけ、ココロを遣る事を大切にしています。
しっかり実ってくれて、ありがたい。苗がすくすく育って葉鞘(はざや)が出てきます。ぎっしり実るんだよ~♪と声をかけ、風を感じながら田んぼを散歩します。
新緑色の稲穂は生命力あふれています。と、、、いう事は、草々も成長する。除草剤をかけたくなる…。うーぬ。
農薬不使用は、命との共存共栄が鍵。暑い暑いこの時期。取っても刈っても次々に。。。ほんとうに、過酷、、、です。
ぷくっと、シャキッと、美しい。「実るほど頭を垂れる稲穂かな。」収穫まで、あともう少し。
黄金色の波。実りの秋がやってきました。おてんとさま、土の力、稲という草。全てへの感謝、冥加を感じます。美味しいお米に仕上げる為に、ここからクライマックスがはじまります。
掛け干し天日乾燥お米が甘くなるから、手間を惜しみません。現代農業では、灯油を炊いて数時間で乾燥させてしまう為、米の劣化がおこります。
じっくり天日で干し、茎に残った水分を最後の1滴まで稲穂に届ける事が出来るので、甘みと食感が増すのです。
最後に掛け稲をした穂を脱穀して籾にします。籾のまま米倉へ保管しておくことが、お米の鮮度を保つ工夫です。
ご注文を受けてから、必要に応じてもう一度天日乾燥を行った後に籾すりを行います。美味しい状態で届くように最後まで手を抜きません。
おすすめが玄米です。健康成分たっぷりのヌカの部分を食する事ができるからです。